関連ニュース

  • 2012/02/16
  • 北海道
  • 自主再建型の再生計画案を配布
  • 美々リゾート開発(株)は、債権者に自主再建型の再生計画案を配布した。
    計画案では、同社の負債の殆どは会員の預託金。そこで今年から
    10年間の営業で得られるキャッシュフローの見込額2億円を預託金の弁済原資にするとしている。
    退会会員に対しては預託金の10%を今年11月末日に返還するが、退会者が多い場合(会員の50%が退会)を想定し、今年の弁済の限度額は2700万円とし、その後の25~28年は各年1200~3000万円を限度に弁済(各年限度額を超越した場合は按分弁済)する。
    一方、継続会員への弁済率は預託金の12%で、それを新預託金とした新証券を発行する。
    預託金の据置期間は4年間。据置期間満了を想定し、新預託金の返還額も平成29年~33年の各年1200~2100万円を限度に返還(各年限度額を超越した場合は按分返還)する。
    同計画案は、当初の予定より弁済率をアップさせたが、会員で組織した守る会は依然として反発。会員には同計画案を否決するよう再度呼掛けた。
    会社の再生計画案を決議する債権者集会は3月12日に開かれる。